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堀江貴文

ホリエモン手取り14万円問題の時系列と、14万円さんのペルソナ分析

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ことの発端はホリエモンこと堀江貴文氏のこのツイート

日本がおわってんじゃなくて「お前」がおわってんだよwww / 12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」に共感の声 「国から『死ね』と言われているみたい」「日本はもはや発展途上国」 (キャリコネニュース)…

で、このツイートに対して賛否両論な意見が飛び交ったわけです。今回はこの手取り14万円さんは今までどういった人生を歩んできたかを、炎上の経緯を追いながら勝手に考えていきたいと思います。

元ネタのソースは?

元ネタはそんなに長い記事ではないので読んでみてください。この記事は、ガールズちゃんねる の内容をまとめた記事のようです。

https://news.careerconnection.jp/?p=79551

読むのが面倒な人へ情報を整理すると手取り14万円の人の状態は下記のとおりです。下記は私の考察ではなくソースから持ってきた事実の点です。

  • 性別:女性
  • 年齢:アラフォー
  • 職業:都内のメーカー、役職あり、正社員
  • 勤続年数:12年
  • 月の給料:手取りで14万円
  • 発言内容:何も贅沢出来ない生活。日本終わってますよね?

最初、地方の人の話かと思ったんですが、都内の正社員の人の話でした。後、ボーナスが含まれているのかいないのかがわかりませんでした。

最近、貧困女子という記事を読んだんですが、この人もそれにあたる人でしょうか。ただあの記事を見ると安定した正社員として勤務し、借金もないようならまだ恵まれている方だと思います。おそらく事務職だと思うのですが、事務職で正社員というのも今の時代恵まれているような気がします。

ホリエモンから説明動画がアップされる

最近1人でしゃべるスタイルにはまっているホリエモンですが、ツイートの内容について詳しく説明しています。1ツイートの炎上案件のために動画を撮って公開するのは珍しいことです。動画内では今回初めてと言ってましたね。

10分ほどの動画なので見ていただければいいのですが、そんな時間がないあなたのために、主張はざっくり言うと2つあるようです。

ホリエモン説明その1:「稼げる手段はたくさんある」

動画編集の仕事、音声の文字起こしなど稼げる手段はたくさんあるということ。情報の流れが早い世の中で保守的に生きてしまっていて、在宅で稼げる仕事がたくさんある現実を知らないあなたが悪い、ということらしいです。

動画編集の話は詳しくないのでわかりませんでしたが、文字起こしの話は音声から文字への変換は技術が進歩してかなり精度が高くなっていますし、校正支援ツールである Just Right! を使用すれば、「てにをは」を直せば問題ないレベルになるのは間違いないと思います。

ホリエモン説明その2:「そもそも14万で十分じゃないの?」

都内ではなく、田舎であれば家賃も安いし、生活コストを低く抑えることができる。普段やっていることはスマホで LINE やったり、Youtube を見てる程度であれば田舎で十分。遊びたくなったら格安飛行機で東京に出てくればいい、ということらしいです。

生活コストをかけなくても楽しく生きていけるというのは理解できる人も多いでしょうが、「田舎が5分の1で生活できる」という部分には疑問を思った人が多いのではないでしょうか。

これはおそらくホリエモンが過ごしている東京でのコストが基準になっているのだと思います。ホリエモン東京コストと、田舎での生活コストを比較して5分の1で生活できるという話ではないかと思います。我々庶民が見ている東京と、ホリエモンが見ている東京のコストがおそらく違っています。ホリエモンが住んでいる東京のコストは衣・食・住おそらくすべてかなり高いのです。それに比べれば田舎は5分の1である、ということであれば納得できる話です。

考察その1:情報社会が発達した世の中での稼げる手段について

稼げる手段はたくさんあるということですが、これは確かに昔と大きく変わった点だと思います。スマホや4G回線がなかった時代は、例えば、裁縫スキルが高くてかわいい小物や服が作れるスキルを持っていても、売りに出すマーケットがなかったです。特に田舎ではそんな場所はほぼなかったです。それが今は全国どこにいてもネットの世界に店を出すことができます。安定して稼げるかどうかはおいておくとしても自分のスキルがあれば稼げる世界に変わったのは間違いありません。

ただそのせいでスキルがない人が稼げなくなったことはあると思います。ネット以前は近所のうまい人がライバルでしたが、ネット発達後は全国のうまい人がライバルになります。スキルが不足していることで今まで売れていた商品が、売れなくなってしまうことは増えたのではないかと思います。これは消費者から見ると品質が良い品物が増えていいことですが、生産者から見ると競争が大変になったと言えます。

考察その2:地方の生活費について

ホリエモンではなく庶民が考える東京と地方の生活費について考えます。家賃については東京の山手線近くなど一部の地域であれば家賃は高いですが、そこから離れていけばどこでもさほど変わらないような気がします。安いとこまでいっても地方でも1ルームで4万円とか5万円くらいではないでしょうか。

地方は家賃は安いですが、上下水道代やガス代が東京よりも整っていないので高いです。で、庶民の食べ物が安いかというとそんなこともありません。親戚が農家とかであれば野菜をもらえたりしますが、1人で地方に移住するなら、東京の西側に住むほうが安くて便利なような気がします。さらに言うと地方は車社会なので、近所のスーパーに行くのにも車は必須に近いです。ということで地方でもそこそこお金がかかります。

まとめると、家賃は安いかもしれませんが、他でお金はかかるかもしれないと推測されます。

14万円さんの学生時代のペルソナを推測

12年前というと2007年になります。就職氷河期が終わりを迎えつつある状況で、リーマンショックが2009年なのでまだ起きていない状況です。内定率の統計データ(https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2010/05/061.pdf)を見ると、大卒新卒者であれば、他の年と比較するとそこまで日本全体が大変な時期ではなかったのではないかと思います。

つまり、(おそらく)大学卒業前から (おそらく) 安定したメーカーの(おそらく)事務職を希望して就職した人ではないでしょうか。もちろん個人にどのような事情があるかはわかりません。が、出ている情報から推察すると、まっすぐで何も疑わない真面目そうな人柄が感じられます。親を見て同じように年齢を重ねれば給料が上がると思っていたのではないでしょうか

10年経った今であれば、誰でも「あれ?これっていつまでも給料上がらないんじゃね?」と気付ける時代になりましたが、親の世代は年を重ねるごとに自然に給料が上がっていきました。自分もそうなると思っていたから、10年経った今給料が上がっていないことに怒っているのだと思います。

(おそらく) そこそこの学歴を持ち、親の言うことをよく聞くか親と同じようにすれば、いい人生を過ごせると判断した可能性が高いです。学生時代から徐々に変わる世間の真実を見なかったのか、見逃したのか、見る気がなかったのか、時代が変化することはないという選択肢にかけて失敗した。

で、現在、親や世間の言うとおりにしたけど、私はまだ独身で幸せになっていない、給料も上がらない、これは日本終わってる、という発言に至ったということなのかなあと思います。

普通の人が思うような幸せな暮らしというのは、広告で汚染された世界の最先端です。とにかくお金がかかります。マイホームを買いましょう。休日にはカフェ巡りをしましょう。流行の新しい衣服を買いましょう。おいしいレストランで食事をしましょう。そういった「普通の幸せ」を得るにはすべてお金がかかります。そうしないと誰もお金を使ってくれなくなるからです。

14万円さんの入社後のペルソナを推測

会社に入る前から既に現在の状況に陥る可能性があったのは仕方がない部分もあったことがわかりました。それでは、入社後に気づいて変えるタイミングがなかったかを考えます。

職業は都内のメーカーということですが、既に仕組みが出来上がっている会社だとすれば、世の中の変化に気づいて対応できない可能性が高くなります。仕組みが整っていると変化に対して反応が鈍くなります。そうすると中の社員も世の中の変化に敏感に対応できなくなります。

会社に入るとわかりますが、ずーっと会社の仕事だけをしていると、世間の常識から置いていかれます。同じ業務を繰り返し行う会社であればなおさらです。仕事の変化はゆっくりですが、世の中は水面下でどんどん変化を加速させていき、ある地点で急にひっくり返ります。以前がクロだったものが今日からシロになるのです。

私はシステムエンジニアという仕事柄、いろいろな会社へ訪問することがありますが、特に社歴の長い会社に行くと「いまだにこんな古いシステムを使っているのか」と驚くことがあります。動いていて成果が出ているので問題ないと言えばないのですが、明らかに効率が悪いのです。

問題なのは社内の人がその効率の悪さに誰も気づいていないことです。他社から見ると変えたほうが明らかに効率が上がるにも関わらず、外の変化をみていないせいで問題に気づいていないのです。なんで問題ないかというと、それでそこそこ儲かってしまっているからです。

しかし、そういう会社は、世間で急激な変化が起きたときに対応できずに倒産してしまいます。30年経つとほとんどの会社がなくなってしまうのは、今ある仕組みにしがみついてしまっていて変化しない、という理由もあると考えています。急激な社会の変化についていけないのです。

今後14万円さんはどうすればよいのか

まず認識を改めなければいけないのが、日本が終わってることは1市民ではどうすることもできません。もっと言うなら、日本はあなたに興味がありません。日本は目の前にある高齢社会に向けて社会保障をどうするかしか考えてません。介護職に就く人をどう増やすかしか考えてません。自分で何とかするしかないのです。

お金がほしいなら別の手段で稼ぐしかありません。まず具体的にどういった贅沢がしたくて、いくら必要なのかを考える必要があります。必要な額がわかったら、まずはスキルを身につけてクラウドワークスで副業をしてみたらいかがでしょう、と勧めたいところですが、副業禁止の会社からもしれませんし、今から1つずつ経験を積み上げる作業も難易度が高いかもしれません。

働きたくないなら今のままでなんとかやっていくしかありません。どうしてもなんとかしたいのであれば結婚するという案があります。家賃は半分になりますし、光熱費も半分です。子供も産まなければお金に余裕ができるでしょう。

正社員は続けたほうがいいと思います。派遣社員の人からしたら正社員へなりたくて仕方のない人も多いです。それから12年も続けてきた生活スタイルをいきなり変えて激流の世の中へ突っ込んで行くのはかなり危険だと思います。どうしても変えたいのなら、まずは小さく副業を試してみるのがいいかなとは思います。

お金については、お金がかからない趣味を見つけるべきかと思います。Netflix なら月1000円も払えば、おもしろいドラマが見放題です。Youtube でかわいい猫の動画を見るのもいいでしょう。運動ならその辺を歩けば無料です。今の時代お金がかからない趣味は結構あるので探してみてください。

おまけ:ホリエモンへの反論の反論

3分程度ですが、ガールズちゃんねる でのコメントに対してツッコミをいれています。酔っぱらっているようで呂律があやしいです。どれだけ批判を浴びてもまったく効いていないホリエモンのメンタルの強さが伺えます。

これを見て「今に見てろよ!」と思うくらいの気持ちで、毎日がんばっていくのがいいのかもしれません。いつからでもやり直せる人生じゃないとおもしろくないので、一緒にがんばっていきましょう。

-堀江貴文
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